1. HOME
  2. ABD個性運命學体験者様のお声⑥

体験者様のお声

6.本当に大切なものを知る
名古屋市 30歳女性 U様

私は東京の大学を出て、地元に帰り、まぁまぁ良いところへ就職。一人っ子なので、実家から職場へ通ってるので貯金できます!

結婚が決まった彼もいて、趣味は年に二度の海外旅行。今年のGWはキューバへ!

ただ、ちかごろの心配事は、すっかり小さくなった母。そして、ちょっと痴ほうぎみじゃないの?という父。ちかごろのお父さんは、くだらない占いだか易だか、なんだかかんだかに凝ってていつも留守。たまに家にいると、私のことをとやかく言ってくる。

結婚するなら来年がいいとか、そのうち孫ができるなら、今から家を増築しとこうか、とか。
「知らないわよ!」

おまえもいちど、見てもらうか、と父。
「そんなもの当たらないわ!」と私。
「そんなことに凝ってる暇があったらね、お母さんを旅行へ連れてくとか、もっと家にいて 話し相手でもしてあげなさいよ!」とも。

「いや、すまん・・・」と父。

そんな父が、先日亡くなった。
母と遺品の整理をしていたら、分厚いノートが見つかった。私のことばかり書いてあった。
私が生まれた日、私が立ち歩きした日、私が幼稚園へ入った日、小学校へ入った日、高校受験した日、泣いていた日、大学を卒業した日・・・・ 

結婚に良い時期や、孫ができる年まで書いてあった。

涙が止まらなかった。


※掲載の体験談、感想は、個人・団体の了解を得て紹介しています。内容は編集・校正の上掲載しています。通常は本人の同意、了承無くこのような掲載・開示はいっさい致しません。掲載の個人間に関するご質問、お問い合わせ等にはいっさい応じかねます。ご了承ください。